中央大学の白石広美研究員らによる研究により、養殖を目的とした東アジアへのアメリカウナギ(Anguilla rostrata)の稚魚の輸入が急増しており、絶滅危惧種である同種の資源をさらに減少させる可能性があることが示されました。日本はウナギ消費量の3分の2を輸入に頼っており、その中にはアメリカウナギも多く含まれると考えられます。ウナギの一大消費国である日本には、アメリカウナギを含むウナギ属の持続的な利用の実現に向け、さらなる主導的な役割が求められます。
この研究成果は、アメリカウナギの養殖用稚魚の国際取引の現状に関する論文として、査読を経て、2023年11月29日に国際学術誌「Marine Policy」に掲載されました。
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